セロトニンを増やすことで精神的に安定した状態を保つ

セロトニンを増やすことで精神的に安定した状態を保つ

月に一度やってくる月経、女性にとってはちょっとやっかいなものですよね。

 

何となく気分もすぐれません。最近では月経そのものだけでなく、月経前症候群(PMS)で悩んでいる方も多いと聞きます。これは月経前の時期に起こる体や心の不調のことです。その症状は多岐にわたり、同じ人でも月によって異なったりするそうです。例えば、イライラする・泣きたくなる・集中力がなくなるなどの精神的な症状。乳房のはれや痛み・肌荒れ・頭痛などの身体的症状です。言われてみれば思い当たる、という方も多いと思います。このような症状の原因のひとつに考えられるのが、セロトニンの不足です。

 

セロトニンは神経伝達物質の一種です。アドレナリンやドーパミンについては耳にしたことがあると思いますが、それらと同様、脳内で働いているホルモンなのです。私達の精神や感情に大きく影響していて、特にセロトニンは精神状態をおだやかに保つ効果があると言われています。私達が健康的な毎日を過ごしていれば、脳から自然とセロトニンが分泌されるものなのですが、月経前というのはそれが不足してしまうようなのです。

 

実はこのセロトニン、摂取する食べものによってその量を増やすよう働きかけることも可能なのですよ。

 

セロトニンを増やすためには、アミノ酸のひとつであるトリプトファンを摂取する必要があります。トリプトファンは脳内でセロトニンを生成する働きがあると言われているのです。基本的にトリプトファンはたんぱく質が多い食品ほど、それに比例するように多く含まれているようです。例えば、アーモンドやくるみなどのナッツ類です。他にも、納豆・豆腐・豆乳などの大豆製品、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、まぐろやかつおなどの赤身の魚です。

 

このトリプトファンは体内で合成することが不可能なものだそうです。毎日の食事を通して、上手に摂取したいものです。トリプトファンを体にとりいれることは、セロトニンの増加につながります。セロトニンを増やすことで、月経前も月経中も、精神的に安定した状態を保ちたいですね。